大殺界での妊娠出産は?

ヒロです。今回は京都にお住まいのケイコさん、40代の体験談を紹介させていただきます。

今から12年前のことです。私は不妊に悩んでいました。不妊はその多くが自分の努力ではどうにもならないことです。
月に一回祈るように結果を待つばかりの為、結果が出なかった時はどうしようもないくらい精神的ダメージがきます。

もちろん食や生活リズムを整えたり、専門の病院に通ってアドバイスをもらったり、一歩踏み込んだ高額の治療も行いましたがやはり結果はでませんでした。
友人の妊娠報告にももちろん喜ぶことはできず、そしてそんな自分がまた嫌になります。
食欲もなくなり、楽しいことへの意欲もなくなり、ただただ生きていただけだったような気がします。

そんな時、駅前のビルの片隅に占いコーナーを見つけました。
いや、ずっとあったような気がしますが、必要としていない時には目に入っていないのかもしれませんね。
通るたびに受けてみようか迷いましたが、やっぱり勇気が出ませんでした。もしかしたら悪い結果を突き付けられたら、という恐怖もあったのかもしれません。
結局そんな勇気が出ないまま時が過ぎていた時、本屋で細木数子さんの六星占術の本を見つけ、衝動的に購入しました。

その当時テレビでも度々細木さんを見かけてよく知っていましたし、そのズバッとした物言いが私は嫌いではありませんでした。
詳しくは知りませんでしたが、これもテレビの情報から六星占術というのは運気の良し悪しが巡っているものだという知識は持っていました。
マルかバツかという結果を押し付けられないところもよかったのかもしれません。

六星占術とは六つの運命星に分けて、その人の基本性格や運命を導き出していくというものです。
この運命星は生年月日によって決定され、ひとりの人間の運命を生まれてから死ぬまで日ごとに予知できるというものらしいです。
本を読み進めていくと私があてはまる星の運気は確か「前年までが大殺界、そしてそこを抜けて今後2年後から徐々に上向く」といった内容のものだったと思います。

実際信じていたのかどうかは私自身分かりません。でも、その瞬間からとても気持ちが楽になり、ものの見方が変わりました。
私にも希望があるのかもしれないと前向きになれたことで、悩みから一度離れることにしました。

不妊治療を一時中断して、マイホームを買おうかと見学に行ったり、犬を飼おうかとペットショップに通ったりと気持ちを別のところに置いていました。
すると全く予期せぬ妊娠が発覚したのです。
六星占術と出会ってから一年を少し過ぎたころでした。
結果として占いは当たっていた!と言えますね。

でも私はその後もその占いを信じて頼って・・・という道には進みませんでした。
良い結果が出たことで忘れていたという不義理なヤツかもしれませんが、今でも六星占術に心を救われたという感謝は持っています。

もしまた、自分ではどうしようもない事態に陥ったらきっと手に取るのだと思います。
真実か否か。
占いのことは今でも不確かですが、どうしようもないとき頼って心の穴を埋めてくれるのは確かだと実感しているからです。
でも必要以上に頼り過ぎても私は心が壊れてしまいそうなので、これくらいの距離感がちょうどいいと思っています。

ちなみに、今、私が愛用しているのが電話占いです。

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