年の差恋愛はうまくいかない?!

ヒロです。今回はに新潟県にお住まいのゼンさん、50代男性の体験談を紹介させていただきます。

私が彼女に出会ったのは勤務先のレストラン、私は当時45歳で厨房で働いていました。
彼女はそのお店にホール担当として入ってきた28歳の女性ですでに婚約者がいる身でした。
見た目はけして派手ではない女性でしたが、それでいて垢抜けているのはちょっとした仕草が落ち着きがあっておそらく接客慣れしていたからでしょうか。

割と人数の多い職場でしたが、その中に入ると小柄な彼女は決して目立ちません。
むしろルックスだけなら、ぱっと見もっと可愛い女性が数人いた気がします。
でも私は彼女の持つ落ち着いて柔らかな雰囲気が日に日に気になるようになり、仕事の隙をみては彼女を横目でついつい追ってしまうようになりました。

外見は制服ですので他の人と同じですが、脚がとても綺麗なのが印象に残ります。
お化粧は最低限ちゃんとしているタイプ、派手ではないが手抜きもない感じです。
タレントで言えば若い頃の石田ゆり子に少し似ていると自分では思うのですが、若い子が多い職場であまりピンと来ないのでしょう、誰にも賛同は得られませんでしたね。

彼女とはたまに休憩室で一緒になるのでだんだん喋るようになりましたが、結構早い時期に婚約者がいるのは知らされました。
聞いた時にまだ彼女をそこまで意識していなかったので、そんなに動揺もしませんでしたが、仲良くなるにつれ,たまに仕事中に微笑んでくれる笑顔など見ているうちにそれが嫉妬になっていくのはわかりました。
さすがに年の差がありますから自分の彼女になんて思わないし、そんなことを考えるのは疲れるだけだとわかっていたんですが、それが日を追うごとに抑えられなくなっていきました。

優しく微笑んでくれるのに癒されながら働くのは結構楽しくて、毎日出勤するのが待ち遠しくなりました。
代わりに仕事が終わると何か寂しい、帰宅してから寝るまで彼女のことばかり浮かんでしまいます。
彼女は誰にでも明るく接してくれる女性、悪く言えば八方美人とも言えますが男性からすればとても惹かれる要素を持っていました。
案外一途な女性よりもそんな小悪魔的要素を持っている女性の方が魅力的なのかもしれませんね。

面倒になるのが嫌で彼女にそれ以上近づくのをためらっていた私、でも出会って半年ぐらいした頃に帰りに二人きりで食事することがありました。
たまたまなのですが駅のホームでばったり会って、彼女がふと「お腹すきましたねえ(笑)」と言ったのでじゃあなんか食べてく?って感じの軽いノリ、安いうどん屋に行きました。
当時安月給でカッコつけたくてもつけられなかったんですね。
本当はもっといいレストランに行きたかったですが。
しかもいつもなら他にも誰かいてまさか二人になれるとも思ってなかったので唐突すぎて心の準備がありませんでした。
短い時間でしたが少し喋り、今度美味しいもの食べに行こう?というと彼女は二つ返事でOK、でも婚約者いるんだよなあと内心思いつつ、それでも嬉しかったのを憶えています。

それ以来なぜか彼女は私に好意的で本当に食事に行くことが増えたのですが、彼女の気持ちがよくわからないまま二人の時間が過ぎました。

今思うと彼女はもしかしたらマリッジブルーだったのかもしれませんし、ほんの少しぐらいは私のことを意識してくれていたのかもしれませんね。
さすがに少しは遠慮して月一ぐらいしか誘いませんでしたが、何度か目の食事で私の気持ちを素直に打ち明けました。
彼女は嬉しいと言いました。

でも彼のことを思うとそれを受け入れることは難しいとも。
もちろん私もそれはわかっていました。
ただこのまま何も言わないのはおそらく悔いが残るだろうと思ったのですね。

それから数週間後彼女は辞めてしまいました。
突然とは言え原因は私にあるのは想像するのに難しくありませんでした。
数ヶ月後に彼女から結婚したとのメール、今更とも思いましたがやっぱり寂しい気持ちになりましたね。
最後に一言「もっと長くいたらあなたのことが好きになりそうだった。」
胸が締め付けられるような気がしました。
でも強引に押しきれなかった私は心のどこかで年齢の差があり過ぎて、きっと彼女を幸せにしてあげられないだろうと自分で思ってしまっていたんでしょうね。
今現在は仲良くしている女性がいますが年も年なので結婚どうこうはあまり意識していません。
たまにその当時を思い出してしまいますね。
おそらく彼女が自分の理想像だったと思います。

未来が見える占いがあったらどうしますか?

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