かつて、私は自分の進路で真剣に悩んだことがあります。
大学3年生の冬でした。冬休みの間に狭い4畳半で、電気ストーブの前で膝をかかえて考え込んだものです。
それは「このまま普通に4年生になって就職活動を始めて、特に興味のない業種のサラリーマンになっても良いのか?」
という自問自答でした。
大学3年生くらいのときに(私が通っていた大学は普通の4年制の大学でした。文系です。)とても強烈に「デザイナーになりたい!」と思ったのです。
デザイナーといっても二次元のデザイナーではなく3次元、アパレル、テキスタイルのデザイナーです。
当時でいうとジャンニ・ベルサーチ、ヨージ・ヤマモト、高田賢三、寛斎などのファッションデザイナーにとても憧れていました。
母親がアパレル関連の仕事をしていましたので、環境、あるいは遺伝もあるのかもしれません。(実家にはミシンが3台あり、母親はいつも服を縫っていました。)
それで、その影響もあってかファッションが大好きだったのです。
フリーマーケットなどで数百円で仕入れたビンテージのデニムを古着屋に転売して数万円を稼いだこともありました。
同じ大学の連中とは話が合わず、芸大の学生たちとばかりつるんでいました。
それで、大学3年生の時に思い切って母親に相談したのです。
「デザイン学校に進学したい!」
私の母親は文化服装学院卒です。つまりヨージヤマモトや高田賢三、津森千里の先輩に当たります。
思い切って相談して帰ってきた答えが、
「絶対にダメだ!糸へんのアパレルは儲からないし給料も安い。そもそもそれなら何で今まで3年間、大学の授業料を払って来たのか?!何で生活費を仕送りしてきたのか?!」というものです。
親の立場からしたら当然かもしれません。
私は負けずに、「高田賢三だって神戸外大を中退してデザイナーになった!」と言いましたが無理です。
親にしてみれば、これ以上のカネは出せないというわけです。
父親は地元に帰ってきて公務員になれといいました。(コネがあって入れてやると言われました。公務員にはなりませんでしたが)
さらにそのときに頭にあったのが当時、借りていた奨学金の問題です。大学を中退した場合、借りていた金額を一括で返済しなければなりません。
周囲の状況は限りなく私に不利です。
しかし、自分の内なる声は「大学を辞めてデザイン学校に行け!」と言います。
脳に心が直接、語りかける感じです。
声が降りてくるという感じではなかったと思います。
このときにふと思い出したのがバシャールの「ワクワクする方を選びなさい」という一文です。
斎藤一人さんも「楽しい方を選べ」と言っていたのではなかったでしょうか。
チキンな私は内なる声が、「ワクワクする方を選びなさい」と言っていたにも関わらず、その声が聞こえないふりをして大勢に流されてしまいました。
何となく親元に帰り、興味のない業種に就職してアホみたいに苦労することになります。
その最初に就職した会社は3年ほどで退社しました。
向いていない、興味がないのですから当然でしょう。
あの時にデザイン学校に進学しなかったこと、大学を中退しなかったことを今でも激しく後悔しています。
たぶん、辞めてしまえば奨学金の問題も何とかなったのではないでしょうか。
良く、
「やった後悔とやらなかった後悔では、やらなかった後悔の方が大きい。やった後悔は時間の経過とともに傷が癒えていくが、やらなかった後悔は時間の経過とともに利息がついて大きくなる」
と言いますが、これは本当ですね。
あの時、誰かが背中を押してくれたら、とか、利害関係のない第三者に相談することが出来たら、、と今でも思います。
私が「占い」にハマるようになったのは、仕事が上手く行かず社会の底辺でのたうちまわっていたときです。
このときに、大阪在住のある姓名判断の占い師を紹介されたのです。
私の住んでいる地元から大阪は遠いので対面鑑定は出来ません。なので、この先生の自宅に直接電話をかけて相談します。鑑定料金は一律3000円でした。
そのときに言われたのが、「営業は向いていない」「感覚的、視覚的な仕事が良い」でした。
「感覚的、視覚的な仕事が良い」と言えばデザインの仕事そのままではありませんか!!
この時に思ったのが、もっと早くこの占い師に出会いたかった!です。
それ以来、私はこの占い師の先生に事あるごとに相談することになりました。
仕事のこと、恋愛のこと、、、的中率は恐ろしいことに100パーセントでした。
唯一、幅があったのが時間的なことです。
「将来、XXXなことが起きる。これは今年の5月、もしくは8月です」という言い方でした。
5月に起こらなかった場合は確実に8月に起きました。
それで、この占い師の先生のおかげで人生に順調さを取り戻したかのように見えた私ですが、、この占い師の先生は当時70代の高齢でした。
脳の手術をすることになり生死の境をさまよったと言うのです。
しかも「脳」です。人間の思考を司る器官です。
「残念ですが、私はもう占いは出来ません。あなたの地元で評判の良いところを当たってください」と言われました。(しばらくして、この先生は亡くなったそうです。なので名前は伏せておきます)
これから、しばらく私のジプシーが始まりました。
残念ながら田舎では、そんなすごい占い師はいません。
そんな時です。
東京に住む高校時代の友人から電話占いの存在を聞いたのは!!!
件の大阪の姓名判断の先生にも電話で鑑定してもらっていましたから、電話で占いをすることにはまったく抵抗はありませんでした。
それで、調べてみると、この電話占いサービスは複数の会社があり、また在籍占い師も玉石混合です。
どう贔屓目に見ても当たらない、適当なことしか言わない、香具師にしか思えない人物もいるようです。
私が自信を持ってオススメできるのは、この4人です。
ちなみに私が霊視占いというものを知ったのは、この電話占いが初めてです。
世の中には本当に見える人がいるのだなあ、というのが正直な感想です。
ピュアリ 七音(どれみ)先生
早くて的確です。
言ってもないことを当てられます。
(付き合っている相手の口ぐせとか、仕草とかまでです)
ヴェルニ 恋来(コイコ先生)
過去の恋愛遍歴を全て言い当てられました。
余談かもしれませんが、私が一番最初に見てもらった霊視の先生です。
この人に見てもらうことで、電話占いが嘘ではないことを確信しました。
ヴェルニ 千晶(ちあき)先生
オーラフィールドに入って鑑定するそうです。
鑑定中は背中がザワザワして毛が逆立つような感覚に襲われました。
ヴェルニ 稀暖(キハル)先生
とてもすごい先生なのですが、本日満了と表示されて入れないことがほとんどです。
当たる先生でも入れなかったら意味がありません。
良い先生ですが4位に付けたのは、そういう意味も含めてです。
最初の登録にはお試しポイントも付くので、その分だけでも試してみられては、いかがでしょうか?
登録方法は、 ⇒こちらです。