管理人のヒロです。今回は鹿児島県のミコさんの体験談を紹介させていただきます。
彼と知り合ったのは、会社関係で、私の会社の取引会社に勤めていました。
会社で会っても挨拶程度でしたが、偶然飲み会が重なり、そこで話しをする様になりました。
２回目の飲み会の時に、一緒に帰る形になって、そのまま２人で次のお店に呑みに行く事にしました。
なんとなく気があい、その後も２人で出かけたりし、その後どちらともなくお付き合いを始める様になりました。
彼と付き合って初めてデートに行った場所は映画館でした。
私が彼が見たいと言っていた映画に食いついてしまって、流れでそのまま映画デートへという流れになってしまいました。見たジャンルは洋画でジュラシックパークでした。映画館は,トーホーシネマズでした。
彼との映画デートは映画よりも彼の方が気になってしまい、映画を見ている自分がどんな風に彼に映っているのか気になってしまい、終始ドキドキで、映画の内容は覚えておらず、彼ばかりに意識が行ってしまいました。
お出かけのデートはそれ１回で、呑み会が好きな彼とは、呑みに行ったり、ドライブに行ったりするデートへとすぐ変わりました。車は白のランクルが彼の車で私は黄色のシエンタです。
ドライブに行ったりしながら彼と話しをするのはとても楽しく、彼は付き合う前と何も変わらず、付き合ってからの性格も付き合う前と何も変わりませんでした。
しいて言うならば、とても優柔不断で、皆に優しい人なんだなという事だけが分かりました。
私に対する態度も、他の人に対する態度も一緒なんです。
裏表がない性格はとても良い事だと思いましたが、私にしか見せない所が無いというのは少し寂しい所でもありました。
皆の知っている彼が、私の知っている彼なのです。
そんな彼ですが、別れ話を持ち出しては又仲良く付き合ったりと、優柔不断で、尚かつ彼が自分の事をどう思っているのか分らなくなって来たのは、それからすぐの事でした。
皆に優しいのだから、彼に言い寄ってくる女性は沢山いるのではないだろうか、彼と会っていない時間の事を私は知らないと急に不安になり、彼の浮気を疑う様になりました。
彼は浮気なんてしないと言いますが、私は不安で、彼のスマホを見てしまいました。
案の定、答えは黒。
スマホには彼と彼の浮気相手とのラインがありました。
そのラインの内容は、私よりもラブラブで、私には１つも入れない絵文字も浮気相手には入っていました。
ショックでショックで、私は彼を殺したくもなりました。
でも、彼と別れるのは嫌だった、でも、彼は浮気をしている事に対して悪気も何も感じている様子はありませんでした。
悪気を感じていない彼は「何が関係あるの？」と訳分らない事を言い出し、スマホを隠していました。
もちろん、浮気相手の事は何も教えてくれません。
分かったのは、ラインの名前だけ。
以前、私に何度か間違って呼んだ名前だったので、明らかにその子の名前が浮気相手だと分かりました。
私と交互にラインをしているのも、浮気の確証でもありました。
ラインを見られ、浮気がバレタはずなのに、彼は悪気も感じず、私とも別れないと話す。
別れたくはなかったけれど、その後も浮気相手とも続いており、それを彼は隠す様子もありません。
私とも別れ話が出ても何日か経つと、何もなかった様に普通に平然と話しをしてくる。
彼の、そのよく分からない感情に私は振り回され、苦しめられています。
でも、私は何も出来ません。
浮気相手に彼を取られる事が悔しくて出来ないのもありますし、彼が好きで嫌われるのが怖くて何も出来ないのもあります。
彼の優柔不断で、ブレブレの芯の無い感情に振り回せているのは本当に辛いです。
でも、彼がいつか私だけを見てくれるという事だけを信じて、彼の気持ちが分からないけれど、これからも彼の側に寄り添って行こうと思っています。
私の不安な気持ちはきっと一生消えないと思うけれど…