山口県に住むミチです。
私は、運命の出会いだと感じた人と飲食店で出会いました。当時私は25歳で保険会社で事務員として勤務していました。
相手の男性は25歳で私と同い年でした。飲食店で働いていた彼は、たまたま友達とカウンターで食べていた私に話しかけてくれました。
それが最初の出会いです。彼の顔を見た瞬間に、本当にビビっときました。これが運命の出会いっていうやつだ、と直感でわかりました。
彼の仕草、笑顔、話し方すべてに懐かしさを感じている自分がいました。私が探していたのはこんな人だ、と感じたので涙が出そうでした。涙が出そうになった自分にも驚きました。
当時私には彼氏が別にいました。当時の彼氏のことはもちろん好きでしたし、別れようなんて全く考えていませんでした。
お付き合いをスタートして半年くらいたっていたので、私は彼と今後お付き合いを継続していつか結婚するんだろうな、とも思っていました。
でも、この飲食店で運命の彼に出会い、私は今の彼と別れて彼に近づきたい、と強く感じたのです。その時の気持ちは今でもはっきりと覚えています。彼は、私のタイプそのものでした、鋭い目つき、長くてきれいな指、ストレートの髪、細身の体、何もかもが私のタイプでこんなにタイプの人に出会ったことは今までに一度もない、と思いました。彼が何度もカウンターに座って食事をしている私たちに話しかけてくれたのですが、話しかけられるたびにドキドキしてしまいこのまま倒れてしまうかも、と思ったくらいです。でもドキドキしている割には、彼の質問にはきちんと答えることができ冷静に彼のことを見ている自分もいました。それが不思議でした。彼と出会ってしまった、というドキドキと、今後私たちはきっとお付き合いをするという確信もなぜかありました。
私はこの食事から帰ってすぐに、当時お付き合いをしていた彼に別れを告げました。
彼は、何度も止めてくれました。君のことが大好きだと何度もいってくれました。
私は優柔不断な方ですし、周りの意見にすぐに流されてしまうところがらいます。そのため普通なら引き止められたら、やっぱりやめようと思ってしまいますが、今回は違いました。今回は私の気持ちはきちんと決まっていました。彼とお別れをして、早くあの飲食店で出会った運命の彼のところにいかないといけない、と感じていました。私は当時の彼に、ほかに好きな人がいるからもうお別れをしないといけない、とはっきりいいました。私の決意が固いことがわかったのか、彼はそれからは何もいいませんでした。そしてお別れをしました。
彼と別れたあと、私はその足で飲食店の運命を感じた彼のもとにいきました。いきなり行ってしまったので彼は驚いていました。でも彼は私にこう言いました。「絶対にまた来てくれると思っていました。」私は、彼のこの言葉を聞き、彼も運命を私に感じてくれていたんだと確信しました。私たちはその場で連絡先を交換し、二人で会うようになりました。初めて二人で会ったのは海でした。海岸を二人で歩いてデートしました。そのときに、驚いたことがもう一つありました。お互い足の同じ場所にほくろがあったことです。二人で海辺で裸足で遊んでいたのですが、そのときに気が付きました。私たちは、生まれる前から出会うことがきっと決まっていたんだ、と感じました。笑いのツボも同じでしたし、会話のペースも同じで全く気を使うことなく彼といることができました。居心地が良すぎて、このまま一緒にうちで住まない?と言いそうになったくらいです。
また、私の誕生日は3月2日ですが、彼の誕生日は2月3日でした。誕生日が近くて、数字も似ていて覚えやすいね、という話になりました。
お互いの誕生日も近かったので、真ん中バースデーをしようということになり2月の中旬くらいに二人でディズニーランドに遊びにいきました。
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最後に二人で花火を見たとき、彼にプロポーズされました。きっと彼以外からのプロポーズだったら、まだ出会って間もないのに変な人、と思っていたと思います。
でも彼からのプロポーズだったのですぐにOKの返事をしました。すごく神経質で慎重な私が、こんなにすんなりとOKの返事をするなんて自分でも驚きました。
やっぱり彼が運命の人だからだ、と感じました。
それからも運命を感じる出来事は多くありました。会いたいと思ったときに彼がいきなりサプライズで家にきてくれるとか、寂しくて辛い気持ちのときに限って電話をしてきてくれるのです。まるで私の気持ちを聞いて心配をしたかのようなタイミングです。そんなとき彼はこういいます。「今寂しい気持ちになっている、と直感でわかった」その言葉を聞き、私は彼は絶対に運命の人だと強く感じるのです。彼とはきっと生まれる前から出会う約束をしていたと思います。
彼とお付き合いをしている中で、ぶつかり合ったことは一度もありません。彼以外の人とお付き合いをしていたころは、喧嘩が絶えない時期が必ずありました。
私が、喧嘩を全くしないでお付き合いをしているのが信じられません。
彼とは喧嘩に全くなりません。私の気持ちをどんなときでもわかってくれるからです。私が話す前から分かってくれているので、喧嘩にならないのです。
彼のない部分を多く私がもっている気がしますし、彼も私がない部分を多くもっています。だから、私たちは二人で一人なんだ、とも感じています。
今は結婚をして幸せに暮らしています。結婚をしてすでに5年たちますが、彼とは全くぶつかりあうとがいまだにありません。
幸せで平穏に暮らすことができています。運命の彼と出会った場所は飲食店のカウンターなんて、なんだかおもしろいな、と感じる今日この頃です。