管理人のヒロです。今回は滋賀県のレナさんの体験談を紹介させていただきます。
今から2年くらい前、通院している病院の看護スタッフとして、新しく入った新人男性に恋をしました。
月に数回、顔を合わせるかどうかの頻度でしたが、外見はがっちり体型で男らしく、トライアスロンが趣味ということで、引き締まったボディに惚れ惚れしました。
私は29歳で婚約中でしたが、彼は1つ上の30歳で既婚者、子供も2人いると聞いた時、生活感のない彼の雰囲気からは信じられませんでした。
私の仕事はアパレル関連の仕事です。
職場は男性が少なく、女性ばかりの職場だったので、どうしても男性と知り合う機会が少なかったので気になりました。
私は婚約中の身でありながらも、優しくて穏やかな彼の性格や、アグレッシブで活力のある男らしいイメージが好みで、正直、彼と一緒になれるならどうなっても良いとまで考えていました。
時々、病院で会って話す時は、奥さんと子供の話はあまりしない人でしたから、何となく略奪愛をしたいという欲望もありました。
独身だと思い込んでいたので、パートナーがいるのを知った時は驚きましたが、もう私は連絡先を交換する気でいたので、諦めきれなかったのです。
彼は仕事中ですから、周りの人達に見つからないようにメモを渡して、その場を去りました。
私が彼に好意を抱いていることを、彼自身は全く感じていなかったみたいで、メモを渡した時にはかなり驚いていました。
私もそんな大胆な行動にでるなんて自分でもビックリしていたし、後先考えずに行動してしまうくらい、彼のことが本気で好きだったのです。
次に病院へ行く日まで約1ヶ月間ありますから、その間にもしも連絡がなかったら、諦めるしかないのかなと思っていました。
そしたら、メモを渡した1週間後に彼から連絡がきて、教えてもらった以上は連絡しないといけないと思ったと言われました。
もう連絡がないと思っていたので、理由が何であれ、私の事を考えながら電話をくれた彼のことが、また好きになってしまったのです。
それから1日に2、3回くらいはメッセージのやり取りをするようになり、病院へ行く日が迫ってきました。
以前よりもドキドキするし、彼に会いたいけれど会ったら自分はどうなってしまうのだろうと、かなり緊張しました。
彼も私が病院に来る日を確認していたみたいで、廊下で出会った時は、お互いに照れ笑いを浮かべ、彼が私に好意を抱いていると確信できました。
その後も順調にメッセージをやり取りして、奥さんと子供が県外の実家に帰る日を狙い、ついに2人で会う約束をしたのです。
彼が車で迎えに来てくれて、食事とドライブに行き、これまでお互いをどう思っていたのかなどの話をしているうちに、ゆっくり過ごせる宿泊施設へと向かいました。
片思いで終わるはずの恋でしたが、予想外にラブラブな関係になり、月に2回くらい会うような不倫関係になったのです。
彼と会うたびに好きになっていくので、婚約中の彼とは疎遠になっていましたが、今さら婚約破棄もできず、結婚式の日取りが決まり、そのことを彼に伝えたのです。
別れたくないと言われた私は、もちろん別れる気もなかったし、不倫がW不倫に変わるだけのことなので、特に気にせず過ごしていました。
でも、挙式をして新婚旅行に行っている間は、彼と連絡できないので、その辺りから不倫関係に終わりが見えてきました。
何かと忙しくて連絡する時間がなく、結婚後は近場ですが新居に引っ越したので、彼と落ち着いて会えるような気分にもなれなかったのです。
そんな私の気持ちを察したかのように音信不通になり、病院も変わったので顔を合わせることはなくなりました。
彼はたぶん幸せに暮らしていると思いますし、私も新婚早々からW不倫というリスクを負わずに過ごしているので、これで良かったと感じています。
未だに彼に似た人を見るとハッとしますが、短い間でも十分、略奪愛ができたと感じているので、追いかけるようなことはしないと思います。