私は一時期占いにとても凝っていた事があるのです。
どうして占いに頼るようになったのかと言うと、自分に自信がなかったからです。
当時は仕事のミスが多く、職場の人間関係が悪くなる一方だったのです。
最初に仕事の説明を受けた時に出来るだけ早く習得するようにしたかったのですが、ミスをして自己嫌悪に陥ったあげく自分の首を絞める事になりました。
転職を繰り返す
そんな自分を変えたかったのですが、結局居心地が悪くなり、職場をやめてしまうことになりました。 その繰り返しでした。
最初のうちは友人達に相談をしていたのですが、余りにも似たような事が重なるため、転職の回数が増えると共に友人たちにも相談する事が出来なくなったのです。
自分でも不甲斐さでいっぱいだったものです。
占いに凝る前は少しでも仕事に役立てようと資格を取得したり、適職を求めてあらゆる業界について調べまくったりしたものですが、いくら調べてもその業界の企業に採用されなければ意味がない事を悟ったのです。
せめてもの慰めを得ようと、さまざまな占いを試してみました。 私の場合は占い師に占ってもらうまでもなく、インターネットで無料の占いサイトを検索して見る事にしました。
タロット占いや星占いはその日の運勢が毎日見られるが、パターンが決まっているうえ当たらない場合があります。
私は出来るだけ正確に自分の状況や改善策を探りたかったので、個人を特定出来る占いにしたかったのです。
それには手相占いが一番なのではないでしょうか。
まず参考にしたのは、お笑い芸人で本格的な手相占いでも知られている島田秀平さんのサイトです。
そのサイトは私の興味を引く手相の解説がたくさん掲載されていたのですが、今まで一度も聞いたことがない名前の線がある事が分かったのです。
私は基本的な手相占いは本で読んだ事があったので、生命線と知能線、感情線の特徴が分かっていました。
この3つの線の他にも特徴がある線を知っておきたいものです。
ユーモア線
数多くの手相の線の中で一番興味を持ったのは、感情線の小指よりの位置にくの字形にあるユーモア線です。
これまでの私は職場の仕事でいっぱいいっぱいでした。
職場の同僚や上司から気に入られるためには仕事が出来るようになるのはもちろん、ユーモアがないとだめだと思っていたのです。
この線を持っていれば、仕事が出来た暁に面白い人としても評価を得る事が出来るらしいです。
私は自分にユーモア線がないかどうか手のひらを確認してみたら、意外にも2本ほどあったのす。
この線がある人の代表は明石家さんまさんですが、さんまさんの場合はユーモア線が6本もあるので、お笑い芸人が天職だと言えるでしょう。
カリスマ線
その次に見たのはカリスマ線です。
この線は手の親指側のふくらみにあって、手首の側から上に向かって伸びている短い線だといいます。
もう一つ参考にしたテソペディアというサイトによると、この線と間違えやすいのは陰徳線と言って、人を陰で支える役割をしている人に多いそうです。 私にはカリスマ線と陰徳線の両方ある事がわかりました。
スクエア
他にはスクエアという井という形に似た線です。
この線は災難から身を保護する役目があるらしいです。
生命線は長いがスタミナ不足で疲れやすいという結果になったので、無理をしなければ細く長く生きられるという事なのでしょう。
生命線の先に支線が合流しているのは転勤や転校が多かったりして、一つの所に留まらないという意味なので、これは当たっていると思いました。
頭脳線の先が二股に分かれているのは物事に対する決断力が不足しがちである反面、仕事が成功しやすいか器用な性分だという事です。
全部を総合してみると転職が多いのとへこたれやすい所が合っています。
ユーモアに関しては人並みだが、カリスマ線と陰徳線の両方があるのはひっかかります。 カリスマはどう考えてもリーダー的存在で、陰徳と真逆だからです。
真逆の意味をあらわす線が両方あるのは何故なのか自分なりに考えてみたら、実は両方ともなってみたかったが、未だにどちらになるか決めかねているのではないか?という結論に達しました。
カリスマ線に関しては手相になるように行動した覚えもないので、全く検討がつかないです。 好きな分野に挑戦してみた時に得意な事が明確になれば、人間関係も改善の兆しが見えるのかもしれないですね。 次回同じような状況になった時も手相をやってみて、どちらかの線がはっきりしているのか楽しみにしてみようと思っています。
良い占い師はカウンセラーとしての才能と、興味を持たせるためのプロローグをかける人でなければならないのではないでしょうか。 この人なんか最高です!