東京に住むサコです。
私は当時、会社員で制作現場に携わる29歳でした。
幼少時代から常に意中の男性がいました。
スポーツができて目立つ男性や、人当たりがよくて優しい男性を好んできました。
とはいえ、自分から声をかけるのが極端に苦手でした。
中学の頃、好きだった男性にバレンタインのチョコをあげました。
しかし、対面ではなく机の中にこっそりと、自分のイニシャルだけを書いて入れるというウブっぷりでした。
そんな私にも彼氏が出来ました。
彼氏が出来てからは、何度か出会いと別れを繰り返しました。
占いに行った時には、2年以上お付き合いをしていた彼氏がいました。
彼氏との出会いは、学生時代働いていたアルバイト先です。
当時は友達として付き合っていました。お互い就職し、アルバイトを退職しました。
就職してからはそれぞれ彼氏・彼女がいました。
しかし、それぞれ別れてしまいました。
そんな中、久しぶりに再会し、何度か遊ぶうちに付き合うことになりました。
その人は、誰とでも気さくに付き合え、笑顔が素敵で、頭の回転が早く楽しい男性でした。
彼氏とのデートは、田舎出身で都会への好奇心がある私の意向を組んでくれ、東京の名所巡りが主でした。
私が田舎出身ロマンチックというよりは友達同士の楽しいお出かけのようなデートでした。
彼氏は記念日を大切にする人でした。
1年記念のお祝い、などは、よく聞きますが、なんと彼氏は、付き合い始めて10日経った日と1ヶ月経った日それぞれに、お祝いをしてくれました。
10日の記念日には、まだ付き合う前に一緒にウィンドショッピングした時に、私が欲しいと言った時計をプレゼントしてくれました。
1ヶ月の記念日には、お台場の夜景が見えるレストランを予約してくれ、一緒に食事をしました。
そこで、おめでとうと書いたサプライズのデザートも頼んでくれており、楽しい時間を過ごしました。
私も1ヶ月の記念日には、ギフトを送りました。
友人時代から一緒にたくさん写真を撮っていたので、一緒に写っている写真を全てプリンターでプリントし、その時に合ったことを日記風に書き、本を作りました。
その本とともに、タックピンをプレゼントしました。
それ以降も、100日お祝いや1年お祝いなど、記念日ごとに食事に行ったり、私がパーティーメニューを作って家でお祝いしたりしていました。
当時、田舎の友人たちの半分以上は結婚をしていました。
子育てしている人も多くいました。
多くの友人の結婚話を聞きました。
みんな、こぞって結婚の苦労話をしていました。
とはいえ、私にはのろけのように聞こえており、なんだかんだ言って幸せそうでいいな、と思いました。
その時の私は、まだ子育てにはピンときませんでしたが、結婚はしたいと思っていました。
しかし、その時付き合っていた彼氏とは、結婚を意識できませんでした。
一緒にいると楽しいのですが、友達感覚の付き合いが続き、彼氏、という意識で相手を見ることができないのです。
そこで、私の結婚相手は別にいるのかな、と思い始めました。
そうなると、婚期はいつなのかも気になり始めました。
一度疑問を持つと、とことん考える性格なので、途方にくれてしまいました。
そこで、占いで観てもらおうと思い立ちました。
私が占ってもらったのは、 「新宿の母」という名前でご活躍されている栗原すみ子さんです。
新宿の母を知ったのは、テレビでした。
当時はかなり有名で、テレビや雑誌など各種メディアに多数掲載されていました。
鑑定方法は対面です。
料金は、当時は10分5000円でした。
予約ができないとのことで、鑑定してもらいたいその日に直接新宿の母のところへ行きました。
その日は9時から夕方過ぎまで鑑定を受け付けていました。
かなり並ぶと聞いていたので、8時に到着するように行きました。
するとやはり長蛇の列ができていました。
そしてなんと、その日の受付分の人数に達したので、受付を終了していたのです。
まだ鑑定時間になってもいないのに、と驚きました。
残念ながら、日を改めて出直しました。
改めて、もう1時間早めて行きました。
すると今度は、受付をしてもらうことができました。
14時頃から観てもらったと記憶しています。
順番が回ってきました。
母は、私の手相を見て、唐突に話し始めました。
他の占いにも結構行くのですが、他の占いだと、こちらがまず悩みや今気になっていることを伝えます。
しかし、新宿の母に限っては、こちらが何も言う前からどんどん話をするので、驚きました。
しかも、私が聞きたいと思っていた婚期についてを話し始めたのです。
母は、私に今彼氏がいるのかどうかを問うことなく、婚期をズバリ言いました。
「31歳の時に、同じ職場の1歳上の男性と結婚します。」
またしても驚きました。
というのも、同じ職場に1人だけ、1歳上の男性がいるのです。
続けて母は言います。
「その人は、とても仕事ができる人です。」
「恋愛ではなく、結婚として見たときの相手です。」
母の言う通り、その男性は仕事がとてもできる人で、他者からの引き抜きの声がかかるような人材でした。
私もその男性も、お互いのことを全く恋愛対象として意識しておらず、そもそもあまり会話をしないので、意外でした。
しかし、なんとなく納得できる部分もありました。
それは、恋愛相手としてではなく、結婚相手として見た場合、その男性は私の理想の結婚相手と近しいところがあったからです。
仕事が人の何倍もでき、でも苦労を感じさせず、それでいて真面目な人が理想なのですが、その男性はまさにそんな人でした。
結局その男性は、占いをしてもらった半年後に会社を辞めました。
以前から声がかかっていた別の会社に転職したのです。
連絡先を交換していたわけでもないので、その男性とはそれきりになってしました。
ですので、新宿の母の言った結果にはなりませんでした。
しかし今、母の言ったタイプの「仕事が非常に出来て、1歳上の男性」とお付き合いをしています。
お互い、結婚を視野に入れたお付き合いをしています。
私の年齢は母の言う31歳を過ぎてしまいましたが、あの日の結果はもしかすると、時と相手を変えて、当たっているというのは考えすぎでしょうか?
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